2013年光化学討論会 優秀講演賞 (口頭)

 

○川島 祥、中西 貴之、藤田 晃司、田中 勝久、小泉 均、伏見 公志、長谷川 靖哉
「プラズモン電場増強下におけるEuS–Auナノ複合体の光磁気特性変化」
2013年光化学討論会 (愛媛大学)


この度、光化学討論会において優秀学生発表賞を頂き、大変光栄に思います。今回の受賞を励みとして、より一層、今後の研究活動に精進していきたいと思います。

本発表では、EuS–Auナノ複合体の光磁気特性の変化ついて報告しました。合成したEuS-Auナノ複合体は、構成する架橋分子の鎖長やナノ結晶の粒径を変化させることが可能であり、それに伴って光磁気特性が変化することを見出しました。またESR測定より、光照射下でのスピン状態の変化を観測し、Auのプラズモン電場増強効果がEuSに影響を与えていることが示唆されました。

本発表においてご指導頂いた長谷川教授、伏見准教授、中西助教を始めとする先端材料化学研究室の皆様、また京都大学大学院工学研究科の田中教授、藤田准教授、ならびに北海道大学大学院工学研究院の小泉准教授に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

 

 

 

2013年9月12日の光化学討論会にて

 

 

長谷川靖哉・光化学協会賞受賞!

 

北大・先端材料化学研究室のトップページへ